平安京の時代から、京都の南の守りとして立ち続けてきた五重塔。
この日訪れたのは【東寺】
季節ごとの花々が彩り、
春は桜、秋は紅葉、冬は澄んだ空気に
包まれた静寂が広がるお寺です💛


まず足を運んだのは講堂。
そこには、密教の世界を立体的に表現した21体の仏像が並び、静かにこちらを見つめています👀
じっと見つめ返していると、
「よく来たね」と語りかけられているような気がして、なぜか懐かしさが胸の奥に広がりました🫧
次に向かったのは金堂。
中央には薬師如来、左右には日光菩薩と月光菩薩が並び、堂内はやわらかな金色の光に包まれていました✨
長い時を超えて届くその光は、今の自分の心を静かに照らしてくれたように感じます。


そして最後に向かったのは、東寺の象徴ともいえる五重塔。

この日はちょうど、内部の拝観ができる日でした✨
青空に向かってそびえる姿は、ただそこにあるだけで圧倒的な存在感を放っています。
外から見上げたその佇まいは、悠久の時を刻みながらも揺らぐことなく、まるで京都の空を支えているかのようでした。
内部に足を踏み入れると、中央には大日如来が静かに座し、木の香りと淡い光に包まれた空間が広がっていて、
心柱を間近に見ることができたのも、貴重な体験。
装飾も繊細で色鮮やかで、思わず時間を忘れて見入ってしまいました😍
そして、外にでてふと目に留まったのは、大きな根を張る古木🌳

まるで恐竜の足のような根っこ。
「あなたはどれくらい生きているの?」「どのくらいの人を見守ってきたの?」
気づけば私は問いかけていました。
この根っこのようにしっかりと今を握りしめて進んでいこうと強く思いました。
池の水面には新緑が映り、まるで一枚の絵画のような景色🦆
その中に息づく生き物たちの姿は、東寺のもう一つの顔を見せてくれます。

そして参拝の記念にいただいたのは、桜染めの腕守りと、災難悪病除けの洋銀ゆびわ守

どちらも身につけることで、訪れた日の思い出と、そこに込められた想いをいつも感じられるお守りです🍀
他にも見どころや体験はたくさんあるのでまた訪れることを約束し、
お守りを身に着け、私の旅は続きます。
東寺 – 世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺
〒601-8473 京都府京都市南区九条町1


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